2016/04/13 Wed
ここ最近春の改編期に伴いしばらくお休みしていたブログでのお酒紹介ですが、お花見シーズンも終わり少し落ち着いてきたかな?のこの季節、春一番にも便乗して風林火山=疾(はや)きこと風の如くでしれっと、ぴやっと久しぶりにラムのご紹介です。
少し前まではラムのご紹介ではスパイスラムのご紹介が多かったのですが、最近MASTER YOSHIの意向により、より本質的かつ本格的な、いわゆるラムの王道をつくべく、芳醇かつ骨太なラムへの移行が顕著なSHeLTeRでございます。
オンラインではご紹介していませんでしたが、相変わらず現場でのラムの入荷は著しく、その中からレギュラーラムが厳選されているというベンチに入ってもレギュラーに定着するにはレベルの高い競争が待ち受けているというまるでメジャーリーガーばりのSHeLTeRの酒棚でございます。
あっ、自画自賛ですが、メジャーリーガーとはよく例えたもので、カリブ海西インド諸島各地の国から集まる陽気なカリビアンで有能な選手達が今日もあなたのお口を潤すべくウォームアップ万端でございます。
という事で今後の骨太ラムをご紹介する前にワンポイントといっては失礼ですが、今までのどちらかというとお酒紹介の時のラムの中心だったスパイスラムから本格派にスライドすべくちょうどいいタイミングでご紹介、いやご酒介できるのが本日ご紹介する「Ron Matusalem(ロンマツサレム)」の10年です。
まず出身地はラベルに思いっきり、これでもか!とCUBAと書かれているのでなるほどキューバからいらっしゃったのですね!と鵜呑みにしていたのですが、調べてみると確かに元々はキューバで生産されていたそうなのですが、数多あるラム同様、こちも背景にドラマがあり、キューバ革命の影響で経営者が国外追放されていまし、創業メーカーがプエルトリコに亡命、現在はドミニカで生産されているそうです。
お酒も数々の人間、政治に翻弄され、多くの物語を生み出してきた事を考えると、酒と人の関係も切っても切れない関係にあるのでしょう。。。
味わいは……
これも調べてみてわかったのですが、以前もご紹介したSHeLTeRラムの中では今の所一番バランスがとれているといっても過言ではないロンサカパと同様、高地製法のソレラシムテムを導入しているそうで、なるほどどうしてサカパもを連想するような風味豊かな優しさの中にも、どこか芳醇でまろやかな味わいがする一品です。
またラムコークとしての愛称も抜群ですので、ストレートに慣れていない方はSHeLTeRレギュラーラムでラムコークを3品くらい飲んでみてからの、マツザレムのラムコークでもその美味しさも楽しめると思います。
という事で久々のお酒紹介でキーボードを打つ手と脳みそのリンクに違和感が多かったのですが、ラムに関してはまたストックが溜まってきましたので、またまたまだまだタイミングを計ってお酒紹介させていただきます。
本日も乾杯でございます!
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