2014/10/03 Fri
[ALL]
OPEN : 22:00
DJ :
56 (Sun and Moon)
O.I (MELLOW YELLOW)
pAradice (LifeForce/Library Records)
EEE♪(HamOn)
ARITA (ARITAHOUSE)
MASSAGE :
batico massage
ディーバという言葉は女性歌手にしか当てはまらないのだろうか?
ディーヴォという言葉が男性歌手の事を指すそうだが、自分にとってのDJ 56はDIVAの方が相応しい。
それはけして彼の性的趣向を指している訳ではなく、彼の指先から解き放たれる
音のJourney…そのSpace Shipに乗り込んだオーディエンスの奇声、浸り顔、時に嗚咽…。
放たれる音楽と、その様々な反応の科学変化が、
時に時空をねじ曲げ、
House MusicやSoul Musicはあたかも自分達の文化から忽然と降って湧いた
知識の泉なのかもしれない…と。
そんな錯覚を体感させるような、
ある意味魔術的な魅力を孕んでいるからに違いない。
DJをやった事がある人ならきっと、
一度は自分達の文化から外れた外の音楽を、
その探求を、
夜のコーディネイトに運んで来るのであろう。
しかしそれが彼の場合は、まさに彼の内側から沸き上がる様な
まるでそのシーンを垣間見て来たかのような
もしくはそのシーンの中心人物であったかのうような
そんな説得力に彩られている。
彼自身も意識していない
常に偶発的な現象と演出によって現れる空間は
まさに母なる大地…といったような大いなる母性と刺激で彩られている。
結果、そこにハマったオーディエンスは見事にキッズ…またはベイビーへと回帰するのである。
そんな彼がBangkokの夜の大舞台からリアル・アンダーグランドなTokyoの夜へと
ダイブした後、瞬く間にシーンの目立つ存在へと駆け上って行ったのは
彼の唯一無二な特異性が、まさになるべくしてそうさせた、という話だ。
そしてこのストーリーはまだ暫く続くのである…
2006年に三軒茶屋のDJ BAR、DUNEで勤務と同時にDJを始める。
TECH、HOUSEをベースにしつつもDJ BAR文化の中で煮込まれた様々な音楽と空気を吸収し、時代、ジャンルをまたぎながら、JAZZ、ROCK、WORLDMUSICを多彩にMIXし独自の世界観をそうぞうする。
自身で『△delta;』を主宰する他、方々各所呼ばれるままに音を持ち寄り、2010年から『Life Force』に参加。
LifeForceのsoundcloudにてニューミックスを定期配信中。
http://soundcloud.com/lifeforce